FC2カウンター 美月の適当日記 タイガーマスク運動

タイガーマスク運動

まだまだ広がる善意の運動。
とても素敵なことだけど…、

このことが私の封印していた記憶を呼び覚ました。

実は、私も子どもを数ヶ月、施設に預けたことがある。
22年前、発症した時の事。

奇行、妄想、恐怖、自殺未遂…、
当時の私は自分が狂ってしまったと思ったが、
それが何の病気かわからなかった。

初めて受診した大学病院の精神科で、
「死にたい」と叫んで先生にしがみついてしまった。
すると強制入院を宣告され、
連れて行かれた病棟はまだ新しい大学病院だったのに地下だった。
刑務所のような光景を目の当たりにし怖くなり、
医師に頼みこみ、半日粘りに粘って入院を免除してもらい、
逃げるように実家に戻った。

だが、生後4カ月の長男だけは私の入院が決定してすぐ
児童相談所経由、乳児院に行ってしまった。
この事実を長男になかなか言えずにきた。

彼には大学入学時、予防接種の確認の為に母子手帳を見せた時に打ち明けた。
だが、彼は驚きも私を責めもしなかった。
彼には、生後4~6ヶ月の事であり記憶がない上、
その後の私のすっかり別人と化すウツ期を見せてきたので仕方無いと言ってくれた。

私の躁うつ人生は、
ウツで、ダメ母、ダメ妻、ダメ社会人、となった分を次の躁の時期に頑張って取り戻す、
そんな繰り返しだったような気がする。
ウツより、躁の時期の方がずっと長かったので、十二分に取り返せた。

でも、今はもう取り戻すどころか、それが出来なくなって、
私のせいで、家族の人生をすっかり変えてしまった。

特に、私が病気を悪化させ仕事を辞めて収入が減ったあたりから、
子ども達の描いていた将来をどんどん変えていってしまった。
それを思うと、居た堪れなくなる、胸が苦しくなる。
なんてダメ母なんだ。

おまけに、遅発性ジスキネジアという取り返しのつかない事態になった。

ついつい完璧を求めてきた私にとっては、
ダメ母、ダメ妻、ダメ社会人の自分は記憶から消し去りたかった。
忘れたい忘れたいと強く思っていると、そういう記憶は曖昧になった。

だけど、精神疾患で子育てができず、子どもを乳児院に預けた事実は消えない。
私にとって22年前発症の象徴的な出来事が、子どもを乳児院に預けた事。

施設の皆さんには大変お世話になり感謝しているが、もう忘れさせて欲しかった。
今回の「タイガーマスク運動」で、22年前の曖昧になっていた記憶が蘇ってきた。

あらためて、私が22年前からダメ母だったことを思い知らされ、涙が止まらない。

こんな母でごめんね。



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テーマ : 病気と付き合いながらの生活
ジャンル : 心と身体

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No title

相田みつをさんの言葉で「仕方がないのも仕方がない」と言うのがあったと作業所で聞きました。
きみさんの当時の事を想えば、そうするしか仕方がなかったのでしょう。
そのお陰で息子さんは今、立派に成人しているのでしょう。
ご自分を責める事はまったくないと思います。

No title

私は、ダメな子供です。
高校中退、職歴なし、家事できない。
酷い対人恐怖で、たぶん結婚もできないでしょう。
親不孝者です。

それに比べたら、きみさんの方が、しっかり立派に息子さんを育て上げたし、すごいと思います。

No title

 きみさんも神代さんも、そんなに自分を卑下しないで下さい。もうちょっと自分に優しくしてあげて下さい。

 「人は病を選べない」んです。まさに仕方ない。
よかった探ししたほうが楽ですよ~と自分もそうしなきゃいけないんですが…

>神代さん
親不孝度なら負けませんが、心配事があると認知症になりにくいらしいので、そういう意味では親孝行ですよ。きっと!
 それにまだお若いんだから、先のことをそんなに悲観的になることはないですよ。まー、私も自分より年長の人にそう言われていますが…

No title

きみさんが、20年以上前の、第三者の眼から見ればきみさんの責任能力を超えた事実に真正面から真摯に向き合い、それをブログに記されていることに深く胸を打たれ、わが身の行きかたの不徹底さ、いい加減さを思い知らされずにはいられませんでした。
ただ、一人暮らしの私にはよく分からないところもありますが、きみさんが自分を責めている以上に、きみさんのご主人や息子さんはきみさんのことを暖かく受け容れているのではないか、と思います。
自分の過去の過失を深く認めていることで、きみさんはもう許されている、そう思います。

私もお世話になりました。

私の場合、もっと長いです。保育園入園が決まらないと返してもらえなかったからです。担当の保育士さんとは、今も連絡をとってます。もう、退職されてます。「手ごわかったわよ。」「決してやりやすい子じゃなかった。」とベテランの彼女に言わせた娘。たぶん、私には育てられなかったと思います。仕方ないことってありますよね。私は、まだ話してません。娘は小6ですから。成人したら、話そうかな。

No title

きみさんのお気持ちを考えると涙があふれてきます・・
わたしも完璧を求めこうでなければならないと自分に厳しく
課してきた日々だったように思います
結婚してこどもができるまでは それなりにできていたのも
いけなかったのかもしれません

結婚生活はわたしにとって 経験した仕事のどれよりも難しかった
子育ても
そしてわたしも罪深いことをしました
今思えば若年性更年期障害と診断された出産後にすでに
病気を発症していたのだと思います
きっとみんな反省することのひとつ、ふたつあります
どうか 遠い記憶に害されることなく軽い躁でいられますように・・・
わたしはきみさんは素敵な人だと確信しています*

Re: No title

ラフさん、こんにちは。

素敵な言葉をどうもありがとうございます。
この事を思い出すと芋づる式に負の記憶が呼び覚まされます。
でも、思いだしたって何もいい方向に向かいませんね。

Re: No title

神代さん、こんにちは。

私の記事で嫌な思いをさせてしまってごめんなさい。
ダメな記憶は次のエネルギーにもなっています。
神代さんだって今、頑張ってるじゃないですか。
これから素敵な人生が待っていると思いますよ。

Re: No title

K@Yoshidaさん、こんにちは。

常に謙虚でありたいと思っていますが、卑下はいかんですよね。
良かったこと…、
それはダメになる度、頑張ってそれを打ち消してきたことでしょうか。
でも、それが病気(器質)なんでしょうね。
仕方ないですね。

Re: No title

清水太郎さん、こんにちは。

長男には私が失職してしまった時、病気だとわかっていながらセーブしなかった事をかなり責められました。家族の生活が変わってしまったわけですから、今でも長男の言う通りだと思っています。良い妻にもなりたい、良い母にもなりたい、仕事も成功したい、病気でなくても全てを完璧にやるのは無理でした。
でも、長男は家を出て、私が病気のお陰で出来た事、いつも一生懸命やっていた事は認めてくれるようにはなりました。

Re: 私もお世話になりました。

みけねこさん、こんにちは。

みけねこさんも、そうでしたか。
ただ、20年以上前の事なので、精神疾患に関する医療事情、法律、世間の目、あと保育事情もだいぶ違いました。乳児院での病気が原因で長男は後に目の手術をする事になり辛い目にあわせました。これも仕方ないことなんでしょうね。
うちの場合、反抗期にこの事を言ったら火に油だった気がします。
ただ、彼も私と同病?で心療内科のお世話になっていた事があり、私の生き方を見て学習したとは思います。だから今は理解してくれるんでしょう。

Re: No title

千里さん、こんにちは。

消したい記憶は、数え出したらキリが無いんですが、
スタート地点である大元を消し去りたいですね。

いろいろ心配してくださってありがとうございます。
でも、精神的な事でウツに落ちることはないと思います、たぶん。
数年前に1年ほどカウンセリング(認知行動療法)を受けていたことがあり、
自責の念にかられてウツに落ちない訓練?を受けているので。
ただ、上がる方はなんとも^^;

お互い、無理しないで生きたいですね。
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